「レッドチーム演習」は、企業がサイバー攻撃のシミュレーションを通じて自社の防御強化につなげるセキュリティ対策だ。演習ではどのようなことをするのか。そもそもレッドチームとは何なのか。
模擬のサイバー攻撃を通して、自社のセキュリティ対策の有効性や、セキュリティ担当者の能力を評価する演習が「レッドチーム演習」だ。レッドチーム演習は軍の手法を応用しており、参加者は攻撃側を演じる「レッドチーム」と、防御側を演じる「ブルーチーム」の2チームに分かれる。この2つに加え、最近はもう1つのチーム「パープルチーム」を用意することがある。3チームの役割と、セキュリティ対策にもたらすメリットを解説する。
企業を攻撃し、ブルーチームの防御を突破することを試みる役割を担うのがレッドチームだ。レッドチーム演習では、攻撃者役は標的の防御態勢を知らないことが理想的だ。そのため、外部にレッドチームを委託することもある。
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2024年の情報漏えい事故の傾向では、攻撃者による大規模攻撃の他、社員や業務委託先のミス・内部犯行によるケースも多く見られた。インシデント別の要因と対策とともに、今後特に重要になるセキュリティ意識向上のポイントを解説する。
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