模擬的な攻撃を通じてセキュリティを強化する「レッドチーム演習」には「レッドチーム」以外のチームも存在する。それが「ブルーチーム」「パープルチーム」だ。それぞれどのような役割を持つのか。
模擬的なサイバー攻撃によって自社の脆弱(ぜいじゃく)性をあぶり出したり、セキュリティ強化につなげたりするのが「レッドチーム演習」だ。前編「いまさら聞けない『レッドチーム演習』の基礎 そもそもレッドチームとは?」は、レッドチームの役割を解説した。後編は、レッドチーム演習に登場する「ブルーチーム」と、最近登場し始めた「パープルチーム」を説明する。
ブルーチームの役割は、企業のセキュリティ対策を定期的に分析して脆弱性を特定し、セキュリティ製品・サービスとポリシーの有効性を評価することだ。ブルーチームは次のタスクを実施して入手した情報を分析し、今後の攻撃に備えてセキュリティ製品とポリシーの強化に取り組む。
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サイバー攻撃が巧妙化し、セキュリティチームとSOCは常に厳戒態勢を取り続けている。さらにデジタルフットプリントの拡大に伴い、セキュリティデータが絶え間なく往来する事態が生じている。このような状況に対応するには、SOARが有効だ。
最新のサイバー攻撃に即座に対応するためには、SOCを従来の在り方から変革することが重要になる。しかし、何をすればよいのか分からないという組織も多い。そこで本資料では、現在のSOCが抱えている5つの課題とその解決策を紹介する。
高度化するサイバー脅威に効率的に対処するには、セキュリティの自動化が欠かせない。だが自動化の効果を高めるには、使用ツールの確認、ワークフローの分析などを行った上で、正しいステップを踏む必要がある。その進め方を解説する。
脆弱性対策は作業量や難易度を予測しづらく、限られたリソースで対応するのが難しい。さらに、単体の深刻度評価のみとなる一般的なセキュリティ監査ツールでは、包括的な分析は容易ではない。これらの課題を、AIはどう解決するのか。
情報漏えいを防ぐためには、重大なインシデントになる前のヒヤリハットをいかに防ぐかが重要になる。そこで本資料では、Microsoft 365を利用している組織に向けて、情報漏えいの危険性が高い5つのヒヤリハットを紹介する。
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