模擬的な攻撃を通じてセキュリティを強化する「レッドチーム演習」には「レッドチーム」以外のチームも存在する。それが「ブルーチーム」「パープルチーム」だ。それぞれどのような役割を持つのか。
模擬的なサイバー攻撃によって自社の脆弱(ぜいじゃく)性をあぶり出したり、セキュリティ強化につなげたりするのが「レッドチーム演習」だ。前編「いまさら聞けない『レッドチーム演習』の基礎 そもそもレッドチームとは?」は、レッドチームの役割を解説した。後編は、レッドチーム演習に登場する「ブルーチーム」と、最近登場し始めた「パープルチーム」を説明する。
ブルーチームの役割は、企業のセキュリティ対策を定期的に分析して脆弱性を特定し、セキュリティ製品・サービスとポリシーの有効性を評価することだ。ブルーチームは次のタスクを実施して入手した情報を分析し、今後の攻撃に備えてセキュリティ製品とポリシーの強化に取り組む。
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SIEMは有用なセキュリティツールだが、運用においてチューニングが必要になることも多く、一度適合させればそのまま使えるというものではない。この問題を、AIはどのように解消するのか。AIOpsが果たす役割と利用時の注意点を解説する。
ファイル共有のセキュリティ対策として広く浸透している「PPAP」だが、昨今、その危険性が指摘され、PPAPを廃止する企業が急増している。PPAP問題とは何かを考えながら、“脱PPAP”を実践する2つのステップを紹介する。
PPAPのセキュリティリスクが指摘される中、「脱PPAP」の動きが加速している。その手段としては、「クラウドストレージを使う方法」「添付ファイル分離サービス」「TLS確認」3つが主に考えられるが、それぞれどのような特徴があるのか。
多くの企業が、パスワード付きZIPファイルとパスワードをメールで別送する手法(PPAP)の代替手段を模索している。そこで本資料では、代表的な3つの手法の中から「TLS確認機能」のメリットを詳しく解説する。
量子コンピュータの実用化が迫る中、既存の暗号化技術の脆弱性が危惧されるようになってきた。こうした中、量子脅威への対策として注目されるのが、「ポスト量子暗号(PQC)アルゴリズム」だ。その特長と、導入に向けた注意点を解説する。
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