Slack導入の成功企業になる「厳密なセキュリティ対策」だけではない条件とは?Slack導入を成功させる5つのポイント【前編】

Slackを導入しただけで仕事がはかどる、といったうまい話はない。セキュリティ対策は当然必要になるが、それだけでは不十分だ。では何をすればよいのか。導入を成功させるためのポイントを整理する。

2021年06月08日 05時00分 公開
[Irwin LazarTechTarget]

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コミュニケーション | Slack


 Slack Technologiesのビジネスチャットツール「Slack」が世の中に登場して以来、Slackのユーザー企業だけでなく競合のビジネスチャットツールのユーザー企業にとっても「職場」の定義は変化した。Slackは「IBM Sametime」「Cisco Jabber」「Microsoft Skype for Business」といったユニファイドコミュニケーション(UC)アプリケーションの代替として人気を獲得した。持続性の高いチャンネル(話題単位の小グループ)、モバイルデバイス向けに最適化したアプリケーション、絵文字、アニメーションGIF、アプリケーション連携などを実現したことが主な理由だ。

 企業にとってSlackの導入は、取り組めばすぐに成果が出るような単純なことではない。Slackの採用と活用に関して調査会社Metrigyが実施した調査結果や、同社がSlackを6年間使用した経験を基に、Slack導入を成功させる5つのポイントを前後編にわたって紹介する。

ポイント1.適切なコンプライアンス対策とセキュリティ対策を実施する

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