複数のコミュニケーションツールを使い分けるにせよ、統一するにせよ、どちらにも運用管理の限界がある。IT部門と従業員で優先したいニーズが異なる中、ツールの利用方針をどう立てればよいのか。
前編「なぜコミュニケーションツールは統一できないのか 放置したら起きる“災厄”は」に続き、中編となる本稿は、コミュニケーションツールに関してIT部門とエンドユーザーが直面している課題を解説する。
大抵の企業は、ほとんどなし崩し的に複数のコミュニケーションツールを併用している。ガバナンスや管理コストの問題から、IT部門は「ツールは1種類に限定したい」と考えているが、現実は難しい。その理由は何なのか。
複数のシステムを使っていると、従業員からIT部門への要求が増えやすくなる。特に従業員が個人的な目的で一般消費者向けのアプリケーションを使い始めたときに、この問題は顕著になる。あるアプリケーションが他のアプリケーションとうまく連携しなかったり、そもそも機能が乏しかったり、新たなセキュリティリスクが生まれたり、といったことからトラブルが生じる場合もある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...