Windowsは“民主化勢力”であり続ける――「Windows 11」でMicrosoftが貫く意志「Windows 11とは何か」を深掘りする【前編】

「Windows 11」とは何者なのか。表面的な理解にとどめないためには、機能を詳細に掘り下げる前に、MicrosoftがWindows 11で何を実現しようとしているのかを把握すべきだ。同社がWindows 11を世に出す意図とは。

2021年08月06日 05時00分 公開
[Cliff SaranTechTarget]

 MicrosoftがクライアントOS「Windows」の次期バージョン「Windows 11」を発表した。同社のサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)によると、同社にとってWindows 11は「次の10年のための舞台準備」との位置付けだ。「今日はWindowsの歴史の中でも重大な節目に当たる。新しい世代の始まりだ」と、ナデラ氏はWindows 11発表に際して語った。

 「歴史を通じ、Windowsは世界の民主化勢力であり続けた」とナデラ氏は強調する。同氏はWindows 11の投入により、Windowsをさらに“開かれたOS”にしたい考えだ。「パーソナルコンピューティングは選択を必要とする。われわれは真の選択肢を提示するための障壁をなくしたい」(同氏)

Microsoftの意志は「Windows 11」で具現化されている?

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...