「Chrome OS」の開発元であるGoogleが、自ら販売する「Google Pixelbook Go」。ビジネス向け「Chromebook」として、Google Pixelbook Goにはどのような特徴があるのか。簡潔に紹介する。
企業利用に耐える機種が充実しつつある、ノート型デバイス「Chromebook」。数ある選択肢の中から、IT管理者の検討に値する主要な機種を紹介する。今回は、ChromebookのクライアントOS「Chrome OS」の開発元であるGoogleの「Google Pixelbook Go」(原稿執筆時点では国内での公式販売なし)を取り上げよう。
Google Pixelbook Goは、機密情報を保護するセキュリティチップ「Titan C」といった、ビジネスに役立つ要素を備える。1080p(解像度1920×1080ピクセル)のWebカメラを2基搭載し、鮮明な映像でのWeb会議が可能だ。底面は波型で、滑りにくく、持ち運びやすい。バックライト付きキーボードは静音化技術「Hush Keys」を採用し、タイプ音を抑えた。
厚さはわずか13.4ミリ。重量はモデルによって異なるが、1061〜1090グラムだ。ディスプレイサイズは13.3型で、画面解像度はモデルによって1920×1080ピクセルまたは3840×2160ピクセルとなる。キーを1つ押すだけで、音声アシスタント「Google Assistant」(Googleアシスタント)を呼び出せる。有償オプションの保証プラン「Preferred Care」は、故障や損傷時の修理、交換サービスを提供する(Preferred Careは、Google Pixelbook Goを米国、カナダ、プエルトリコでGoogle製デバイスを購入した場合のみ契約可能)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロセッサ | Intel Core i7-8500Y |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 256GB |
| ディスプレイサイズ | 13.3型 |
| 解像度 | 3840×2160ピクセル |
| バッテリー駆動時間 | 12時間(公称値) |
| 価格 | 1399ドル(米国向け公式オンラインストアでの価格) |
次回はHPの「HP Pro c645 Chromebook Enterprise」を紹介する。
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