「CMS」(コンテンツ管理システム)をクラウドサービスに移行する際、大きく2つの課題を想定する必要がある。1つ目は当然ながら「コスト」だが、2つ目は何なのか。解決策を含めて紹介する。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)を機に、企業はクラウドサービスの採用に動いている。特に「CMS」(コンテンツ管理システム)のクラウドサービス移行を成功させるには、企業はどうすればいいのか。まずは移行時の課題を知り、解決策を考えよう。
CMSをクラウドサービスに移行する際に、企業が対処すべき主な課題は
だけではない。より大きな課題になり得るのが
だ。それぞれの課題を詳しく見ていこう。
企業はCMSのクラウドサービス移行にかかるコストの捻出に苦労する可能性がある。移行前のコストには、ハードウェアの保守サポート料金や手作業のワークフローによる人件費がある。移行前のコストとクラウドサービス利用によるコストメリットを比較すれば、移行の「価値」が明確になる。
どの企業でも、日常業務やワークフローの変更に抵抗感を覚える従業員は少なからずいる。CMSのクラウドサービス移行に対する従業員の抵抗を軽減するために、企業は移行の計画を作成し、慎重に計画を進める必要がある。例えば移行を何回かのフェーズに分けて、小さなステップで進めることによって、従業員の抵抗感が和らぐと考えられる。
企業は変化の適切なバランスを見つけるのに苦労することもある。CMSのクラウドサービス移行は、業務課題の解決と生産性の向上が最大のポイントだ。不必要な変更によって従業員に負荷をかけるべきではない。
第3回は、CMSのクラウドサービス移行を進める際に、企業が検討すべきことを整理する。
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