Webはビジネスや生活を支える技術として、時代とともに進化を遂げてきた。そのうち「Web 2.0」と「Web3」の主な違いを、4つの視点から解説する。
「Web 2.0」と「Web3」は、どちらも「Web」つまり「World Wide Web」を指す言葉だが、両者には大きな違いがある。主な違いを以下にまとめた。
Web 2.0は中央集権的な構造であり、ベンダーがアプリケーションなどのサービスを管理、運営している。Web3(「Web 3.0」とも)は、複数のコンピュータで正しい情報を共有する技術「ブロックチェーン」をはじめとする分散化技術に基づく。
エンドユーザーがドル、ユーロ、ポンド、ルピーなどの法定通貨を用いるのが、Web 2.0までの常識だった。Web3では「Helium」(HNT)、「Chainlink」(LINK) 、「Filecoin」(FIL)などの暗号資産(仮想通貨)を主に用いる。
Web 2.0では非同期通信を実施する「Ajax」など、Webページを動的に制御する技術が台頭した。Web3は、人工知能(AI)技術などの自動化を推進する技術が中核を成す。
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)をはじめとする双方向のコミュニケーションは、Web 2.0がもたらした象徴的な変化だ。Web3はメタバース(巨大仮想空間)によって、物理世界と仮想世界を融合させる。
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