Microsoftは「Windows 11」の機能強化に努めている。一方でユーザーのWindows 11に対する見方は冷ややかだ。こうした“温度差”はなぜ生まれるのか。
Microsoftが2021年10月にクライアントOS「Windows 11」を提供開始した当時、同社製品のユーザーが示した反応は冷淡だった。更新プログラムが提供される限り、できるだけ長く従来の「Windows 10」を利用し続けたいと考えるユーザーは少なくない。同社の計画では、Windows 10の企業向けエディション「Windows 10 Enterprise」と教育機関向けエディション「Windows 10 Education」のサポートは、2025年10月まで継続する。
徐々にではあるが、Windows 11ユーザーは増えている。IT資産管理ツールベンダーLansweeperは2022年10月、約6万件の組織における約30万台のデバイスを調査した。その結果によると、「Windows」シリーズを搭載するデバイスのうち、Windows 11搭載デバイスは2.61%で、同年4月調査の1.17%より増えていた。
Windows 10搭載デバイスは81.87%だった。Windows 10は、他のどのWindowsよりも高い人気を誇る。Windows 11搭載デバイスは「Windows XP」搭載デバイスの1.27%を超えたものの、「Windows 7」搭載デバイスの3.38%には届いていない。
なかなかWindows 11の普及が進まない主な理由は、システム要件の厳しさだ。Windows 11は最小要件として、以下のマシンスペックを要求する。
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