生成AIでバックアップはどう変わる?【第3回】
バックアップ担当者が喜ぶ「生成AI」の使い道はこれだ
バックアップベンダーは、従来のAI技術と生成AIを組み合わせ、さまざまなタスクの自動化に取り組んでいる。具体的に何ができるのか。
テキストや画像などを自動生成するAI(人工知能)技術「ジェネレーティブAI」(生成AI)は、バックアップ担当者のタスクを自動化する可能性を秘めている。企業は、機械学習や生成AIを活用するさまざまな取り組みを模索中だ。
データ保護ベンダーCommvault Systemsのシニアディレクターであるジェイソン・ジェラード氏は、生成AIと機械学習をバックアップ業務のタスクでどのように活用できるのかを分析している。
バックアップ担当者にもうれしい「生成AI」の使い道
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生成AIによる自動化はどこまで可能なのか
ジェラード氏によれば、AI技術はストレージの設定やバックアップの設定、コンプライアンスの確認といったタスクに活用可能だ。チャットツールでIT管理者にレポートを提供することもできる。「AI技術を活用したバーチャル(仮想)ヘルプデスクを運用している企業も存在する」と同氏は語る。
生成AIは、タスク自動化以外の役割としては経営課題解決のためのIT製品・サービスの調達や設計、導入といった「ITプランニング」の支援に活用できる可能性がある。「AI技術や、AIチャットbot『ChatGPT』のようなツールは、企業がIT製品・サービスの調達、設計、導入に関する戦略的な意思決定に役立つ」。ITインフラベンダーの11:11 Systemsでシニアディレクターを務めるサム・ウッドコック氏はそう話す。
生成AIは、システムや価格、サービスについてのレビュー(評価)の確認も支援する。「自然言語処理モデルを利用して、IT製品・サービスに関する洞察や情報を容易に取得可能だ」とウッドコック氏は説明する。
第4回はバックアップ業務に生成AIを使用するのは危険だと警告する業界関係者の声を紹介する。
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