エンドユーザーのプライバシー保護は、「iOS」搭載デバイスを業務利用する上で欠かせない。iOSのプライバシー関連機能と、企業がiOSを扱う際の無視できない欠点を紹介する。
Appleはユーザープライバシー保護に力を入れている。同社製のデバイスは、保存や転送中のデータを暗号化し、起動時に信頼性のあるソフトウェアのみを実行するブートプロセスを採用している。アプリケーションとデータを分離する「サンドボックス化」機能を採用したり、アプリケーションによる位置情報や連絡先へのアクセスにはエンドユーザーの許可を求めたりといった対策も取っている。
これらの仕組みは一般ユーザー向けだが、企業用デバイスでも有効に働き、データ漏えいといったセキュリティリスクを防ぐ。どのようなセキュリティ対策があるのかを見ていこう。
Apple製のモバイルOS「iOS」および「iPadOS」の機能のうち、エンドユーザーとデータのプライバシーを保護する機能を以下に挙げる。
iOSにはプライバシーを保護する上での弱点もある。Apple製モバイルデバイスの業務利用を検討する際、IT管理者は以下の問題に留意する必要がある。
次回は、Androidのプライバシー保護機能と欠点を紹介する。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。
なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...
業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...