自宅で仕事をするテレワーカーに、ホームオフィスを快適にするガジェットを贈るのは名案だ。米TechTargetのギーク(技術オタク)のお薦めを基に、プレゼントにぴったりのガジェットを紹介しよう。
2023年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(感染症の世界的な流行)が落ち着き、ポストコロナ時代に突入した。オフィス回帰の傾向は見られるものの、テレワークは働き方の主流として定着したと言える。そこで本稿は、ホームオフィスを快適にするガジェットを8つ紹介する。どれもテレワーカー向けのプレゼントにぴったりだ。
常にテレワークを実施している人ではなくても、とりあえず“最低限のWeb会議用ツール”をそろえた人は一定数いる。そうした人は、品質の良いマイクとWebカメラをもらうと喜ぶだろう。
Webカメラとしては、ギーク(技術オタク)はお薦めにLogitech Internationalの「Logitech 4K Pro」(旧称「Logitech Brio」)や「Logitech C922」などを挙げる。
マイクのお薦めとしては、音響メーカーShureの「Shure MV7」や、Logitech Internationalのスタンド付きマイク「Blue Yeti X」がある。Shure MV7にはスタンドが付いていないので、家電メーカーGradus Group(Aurayの名称で事業展開)のデスクトップ向けマイクスタンド「Auray TT-6220」やブームマイクスタンドと併せると良いプレゼントになる。
オフィスチェアもテレワークの必需品の一つだ。ギークがお薦めするのは、米国の家具メーカーHaworthのオフィスチェアだ。1000ドルから2000ドル前後と安くはない買い物になるが、同社のオフィスチェアは人間工学に基づいた設計を採用しており、腰への負担軽減に役立つ。
テレワーク中の運動不足に悩むテレワーカーには、家庭向けフィットネス機器を贈ることを検討してもいいだろう。テレワーカーに限らず、オフィスワーカーは日中の運動量が不足する傾向にある。座ってばかりのライフスタイルは健康にも寿命にも良くない。
運動を始めるために役立つガジェットの一つが、Iron Gymの「ワークアウトバー」だ。自宅の戸口に引っ掛けて、懸垂や腕立て伏せ、腹筋などに使うことができる。まとまった時間を作ってトレーニングをするよりも、隙間時間を使って短時間のトレーニングをする方が継続しやすい、と考える人に向いている。
有酸素運動をしたいけれど、走るのが苦手だったり、膝が痛いといった悩みを抱えたりしている人には「重量ベスト」がお薦めだ。重量ベストを着てウォーキングすることで、身体に負荷を掛けられる。ギークはRogue Fitnessや5.11 Tactical、TRXなどのトレーニング機器メーカーが提供する重量ベストをお薦めする。
テレワーク中は適度な息抜きが必要だ。気分転換に役立つガジェットを贈るのもよい。例えば休憩中にスマートフォンで動画を見たいテレワーカーにとって、充電機能を搭載したスマートフォンスタンドは実用的でうれしいプレゼントだ。スマートウォッチの充電器が一緒になっているスタンドや、縦置きと横置きどちらも可能なスタンドがギークのお薦めだ。
相手の趣味に合わせた贈り物もよい。例えば気象観測が趣味の相手なら、インターネット接続可能なモバイル気象観測装置「WeatherFlow Tempest」なら喜んでもらえるだろう。API(アプリケーションプログラミングインタフェース)や製品コミュニティーがあり、他の人との交流も可能だ。
室内装飾もプレゼントに最適だ。メタルポスター(金属素材に印刷したポスター)の販売WebサイトDisplateは、映画やアニメのキャラクターなどさまざまなデザインのメタルポスターを販売している。メタル素材で洗練した雰囲気が出る他、紙のポスターと比べて耐久性に優れているというメリットがある。付属のマグネットシールを用いて、自宅の壁に容易に固定することができる。
最後に、テレワーク中のお供として欠かせないのが飲み物だ。あるギークは、象印マホービンの電気ポッド「CV-DSC」を11年間愛用し、朝のコーヒーやスープ作りに重宝しているという。「パッキンを交換することで長年にわたって問題なく使えている」とその人は話す。
後編は、出張が再開した人にお薦めのガジェットを紹介する。
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