知らないと損? Linuxがもっと楽しくなる“愉快なコマンド”の使い方Linux管理の一風変わった楽しみ方【前編】

Linuxには、管理を楽しくしてくれるさまざまな要素が存在する。その中から、ユーモアセンスにあふれるコマンドの使い方を幾つか紹介しよう。

2024年06月06日 08時15分 公開
[Damon GarnTechTarget]

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 OS「Linux」には、ユーモアに富む要素が複数存在する。例えば、Linuxには以下の楽しいコマンドがある。

  • 蒸気機関車(SL)が走るアスキーアートをコマンド操作ツール「端末」(ターミナル)に表示する「sl」
  • 指定したフレーズが吹き出しに書かれた牛のアスキーアートをターミナルに表示する「cowsay」
  • ランダムなメッセージをターミナルに表示する「fortune」

 これらのコマンドをLinuxで使えるようにするには、使用しているLinuxディストリビューション(配布パッケージ)のパッケージマネジャー(Linuxソフトウェアのインストールや更新を管理するソフトウェア)を使おう。

 こうしたユニークな要素の中で、筆者が特に気に入っているのが、標準アカウントを超える上位権限を付与するためのコマンド「sudo」の、ある使い方だ。

sudoを使う

 Linuxでは、管理者アカウント「root」でログインするのは避けた方がよい。rootとしてログインすると、Linuxで幅広い操作が可能になる傍ら、誤操作や故意によるリスクも伴う。OSの重要なプロセスもroot権限で動作する場合がある。

 通常の作業では、rootのような高次の権限は必要ない場合がほとんどだ。大半のLinuxディストリビューションはrootを無効化するとともに、rootの代わりに特権昇格(rootなどの管理者権限と同等の権限を得ること)を推奨している。管理タスクを実行する際は一般ユーザーとしてログインし、必要に応じて「スーパーユーザー」の権限でコマンドを実行する。これを実現するには、「superuser do」すなわちsudoを使う。

 sudoは、rootとしてログインせずに管理者コマンドを実行できるようにし、誤操作によるOSへの深刻な影響を回避する手段だと言える。企業の運用ポリシーに応じて、OSにきめ細かいアクセス制御を適用することも可能だ。

 sudoの「insults」オプションを使うと、パスワードを間違えて入力した際のデフォルトメッセージを、より面白いものに変えることができる。


 次回は、insultsの具体的な使い方を解説する。

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