Google検索など従来の検索エンジンに代わる存在として、AI搭載の検索エンジン「Perplexity」が注目を集めている。何ができるのか。
人工知能(AI)技術が台頭し、データの活用方法が大きく変わっている。検索エンジンもその例外でない。「Perplexity」は、AIベンダーPerplexity AIが提供するAI搭載検索エンジンだ。「Google検索」(Google Search)をはじめとする従来の検索エンジンとは違うやり方で、検索を支援する。どのような検索が可能なのか。
Perplexityは、複数の大規模言語モデル(LLM)を活用する対話形式の検索エンジンだ。質問の文脈に基づいてWebにある最新情報を検索し、その結果を自然言語で分かりやすく整理する。それに加えて、絞り込み検索の提案など、質問の意味を考えてより具体的な情報を探す手伝いをしてくれる。
Google検索をはじめとする従来の検索エンジンは、キーワードを入力すると関連するURLリンクのリストを提示する。それに対してPerplexityは、ユーザーが入力した質問に直接回答したり、情報を要約して提供したりする。
Perplexityの用途は検索エンジンだけではない。OpenAIの「ChatGPT」やAnthropicの「Claude」といったAIチャットbotと同様、テキストや画像などコンテンツの生成も可能だ。有料版ではLLMの「GPT-4」「Claude 3」の他、OpenAIの「DALL-E 3」、Stability.AIの「Stable Diffusion XL」といった画像生成AIが可能なマルチモーダルLLMを含めて、切り替えて使用することができる。
Perplexityでは、3つのサブスクリプション形式を用意している。
後編は、Perplexityの使用感や期待できるメリットを紹介する。
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