NTT東、VPN障害時の「原因」や「回復状況」を伝えるサービスを開始NEWS

VPNサービスの一メニューとして、有料でネットワーク障害時の工事情報、回復状況を電話やメールでユーザーに伝える。

2008年04月03日 19時38分 公開
[TechTargetジャパン]

 NTT東日本は、フレッツ網を利用する企業向けVPNサービス「フレッツ・オフィス」において、工事や故障に関する情報を契約企業に通知するサービス「フレッツVPNあんしんサポート インフォメーションプラス」(以下、あんしんサポート」を4月4日より開始する。フレッツ網障害時の復旧情報をより詳細に伝えたり、リポートの作成・提供を行う。サービスエリアはNTT東のフレッツ・オフィス/フレッツ・オフィス ワイドの提供地域となる。

 あんしんサポートは、フレッツ・オフィスおよびフレッツ・アクセスポートの付加価値サービスとして、ネットワークが障害などで利用できなくなった際に(1)復旧手配や回復状況の通知、(2)障害発生の日時や原因のリポート提出、(3)サービスに影響を与えるフレッツ網内の工事情報の通知、の3つを提供するもの。

 専任のサポートデスクが24時間体制で、(1)については問い合わせに対して原因の切り分け/復旧手配、さらに電話/電子メールによる30分または1時間ごとの回復状況の通知を行う、(3)についてはフレッツ網内の工事/故障情報やアクセス回線サービスであるBフレッツの工事情報を電子メールで通知する、といったインフォメーションサービスを実施する。また(2)では、故障原因がNTT東にある場合に発生/回復日時、原因、回復措置を事故発生日翌日にリポート形式で報告する。

 あんしんサポートの利用料は月額制で、登録拠点数により異なる。例えば、30分ごとの回復状況通知では11拠点までで1万2600円、51拠点までで6万3000円となる。また60分ごとの通知の場合は、11拠点までで1万1500円、51拠点までで5万7500円(いずれも税込み)。別途初期工事費として2100円が必要だ。

関連ホワイトペーパー

VPN | NTT(エヌティーティー)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...