国際標準のXBRL(事業報告用言語)報告書をSVF帳票と連携させて出力でき、効果的な企業情報の公開を支援する。
AITとウイングアークテクノロジーズ(以下、ウイングアーク)は1月13日、事業報告書などの帳票データのXBRL(eXtensible Business Reporting Language:事業報告用言語)化を支援する「XBRL連携ソリューション」を共同開発すると発表した。2月より提供を開始する。
このソリューションは、ウイングアークの帳票作成・帳票出力ソフト「SVF(Super Visual Formade)」シリーズとの連携によるシステム構築において、帳票印刷と同様の容易さで「帳票のXBRL化」を実現するというもの。SVFで作成された財務書類の電子開示や申請、XBRL適用への支援などを監査法人と協力して行う「コンサルテーション」、SVFで作成された財務書類のタクソノミ(科目属性辞書)対応やXBRL適用の実務支援などを行う「タクソノミ適用支援」、SVFからCSV出力された財務書類をXBRLへ変換する「XBRL変換ソリューション」を提供する。
そのほか、財務諸表をSVFで作成する際の帳票設計の支援や帳票環境基盤の構築、帳票運用コンサルテーションなどのサービスも提供する。
両社では、帳票のXBRL化によって各種事業報告や税務申告、公的申請・報告における迅速性を向上させ、標準化された技術の採用によって効果的な情報公開が可能になるとしている。2009年度において50社への提供を目指す。
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