Adobe FlexやAjaxにおけるシミュレーション機能やクラウドエージェントを利用した負荷テストなどを実現する。
マイクロフォーカスは7月29日、負荷テストツールの最新版「SilkPerformer 2010」、およびそのオプション製品「SilkPerformer CloudBurst」「SilkPerformer Diagnostics」の販売を開始した。
SilkPerformer 2010は、テスト対象システムに対して仮想的な多重トランザクションを発生させ、その応答性能を計測・分析することでボトルネックを解決し、システム性能の向上を支援するテストツール。今回、Adobe FlexやAjaxなどにおけるクライアント動作のシミュレーション機能を実装した。また、テストスクリプトの作成やカスタマイズ用のウィザードを提供し、直感的に各ステップを追って作業を進められるワークフローによってテスト担当者の作業負荷を軽減する。SilkPerformer 2010は対象となるプロトコルやインタフェースなどによって、「Web VU」「Standard VU」「Premium VU」の3種類のパッケージが用意されている(VU:仮想ユーザー)。最小構成単位は50ユーザーからで、販売価格はWeb VU版が312万円(初年度の保守料込み、税別)となっている。
同時に提供を開始したSilkPerformer CloudBurstは「Micro Focus Enterprise Cloud Services」が提供するクラウドエージェントを利用した負荷テストを実施でき、またSilkPerformer DiagnosticsはJavaおよび.NETのボトルネック分析ツールである。それぞれSilkPerformer 2010のオプションとして利用できる。
マイクロフォーカスは、SilkPerformerのほかにも、自動回帰テストツール「SilkTest」、テスト管理ツール「SilkCentral Test Manager」などを提供している。同社はSilkシリーズをテスト自動化や品質管理の包括的なパッケージ製品として、要件から設計、実装の各プロセスにわたりさまざまな角度から品質向上を支援し、ソフトウェア開発のライフサイクル全体の可視化を実現するとしている。また同社は今後、「SilkTest」と「SilkCentral Test Manager」の新バージョンをリリースする予定。
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