ノックスが米Tintriが開発したNAS型ストレージ製品の国内販売を9月から開始すると発表した。
ノックスは7月26日、NAS(Network Attached Storage)型ディスクストレージ「Tintri VMstore T445」(以下、VMstore T445)の国内総代理店契約を開発元の米Tintriと締結し、2011年9月から販売開始すると発表した。
VMstore T445は、1.4Tバイトのソリッドステートドライブ(SSD)と8.5Tバイト(実行容量:RAID6)のSATAとのハイブリッド構成を取るディスク装置。ノックスによると、SSD へのアクセスをIO処理の93%以上にすることで、ディスクへのアクセス遅延を抑えた高いパフォーマンスを堅持するという(関連記事:情報ライフサイクル管理(ILM)を支える階層型ストレージ)。
また、VMwareとのAPI連携機能を持つ独自の専用ファイルシステムを搭載し、仮想マシンごとに優先順位を付けたサービス設定や、IOPSの分析によるパフォーマンス統計情報の取得およびその負荷分散などの作業を簡略化する 。さらに、従来FC-HDD 240ディスクが必要(2ラック)な5万IOPSの場合でも4Uサイズに収容でき、その導入を約15分程度で完了できるなど設定も容易だとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
CPUやGPUの性能向上に伴い、データセンターでは今、発熱量の増加にどう対応するかが課題となっている。特に高密度なサーバ環境では、従来のファンやヒートシンクに頼るだけでは熱管理が難しい。こうした中、企業が採用すべき手段とは?
HDDの容量が30TB超になると同時に、ストレージ技術はさまざまな進化を続けている。そうした中でもインタフェースに「SATA」(Serial ATA)を採用したHDDが変わらずに使われ続けている。なぜなのか。
カラオケ業界が直面するデータ増に対応すべく多くのストレージを試し続けた結果、4社27台の製品のメンテナンスに悩まされていたエクシング。この問題を解消すべく、同社は大容量かつコスト削減効果に優れた、新たなストレージを導入した。
メインフレームにおけるデータソート処理は、システム効率に大きく影響する。そこで、z/OSシステムおよびIBM Zメインフレーム上で稼働する、高パフォーマンスのソート/コピー/結合ソリューションを紹介する。
ECと通販システムを統合したパッケージの開発と導入を事業の柱とするエルテックスでは、事業の成長に伴いデータの容量を拡大する必要に迫られていた。そこでストレージを刷新してコスト削減や可用性の向上などさまざまな成果を得たという。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。