2013年07月08日 08時00分 公開
特集/連載

OracleとMicrosoftの歴史的提携は「晴れ時々曇り」クラウドをめぐる提携の裏にあるもの

MicrosoftのクラウドプラットフォームであるWindows Azure上で、Oracle Databaseをサポートすると両社が発表。そうなるとSQL Azureはどうなるのか。SQL Azureの今後を懸念する声が多く挙がっている。

[Mark Fontecchio,TechTarget]

 米Microsoftと米Oracleの業務提携のニュースに触れて、「この両社の提携は、Oracleがデータベース業界の覇者だった時代をもう一度、ということだろうな」と感想を漏らしたアナリストがいた。その一方で、SQL ServerパートナーとDBA(データベース管理者)の間では、「この動きは、既存のSQL Serverや、そのクラウドバージョンであるSQL Azureに対しても脅威にはならない」という声も複数聞かれる。

 MicrosoftとOracleの両社は2013年6月24日(米国時間)に、MicrosoftのクラウドプラットフォームであるWindows Azure上でOracle Database、Java、WebLogicおよびLinuxをサポートすると発表した。もっともOracleのCEO、ラリー・エリソン氏は、この発表直前の2013年6月20日(米国時間)に、米国カリフォルニア州レッドウッドショアにあるOracleで開かれた第4四半期の決算報告の場で、近日中に提携を正式発表するとほのめかしていた。

 米調査会社Constellation Researchの主任アナリスト兼副社長であるホルガー・ミュラー氏は、「Oracleはこの提携によって、Oracle Databaseの運用を望むユーザーに対して、サービスを提供する側としての基本的な立場を保つことができるだろう」と話す。「双方に得るものがある妙策だと思う」(同氏)。

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