Facebookと仲間たちが公開する次世代コンピューティングの“設計図”Open Compute Project 活動を拡大

米Facebookが主導するOpen Compute Projectが新たにネットワーク分野への取り組みを開始した。このスイッチプロジェクトの中身について、Facebookの技術者2人に聞いた。

2013年07月26日 08時00分 公開
[Shamus McGillicuddy,TechTarget]

 米Facebookが主導する「Open Compute Project」(以下、OCP)の範囲が拡大し、ネットワークが取り組みの対象に加わった。2013年5月中旬に米マサチューセッツ工科大学(MIT)で開催された初の会議「OCP Engineering Summit」で、オープンソースのトップオブラック(ToR)スイッチの仕様を策定する計画が始動した。

 OCPは、Facebookが運用しているような大規模データセンター向けのオープンソースのサーバ、ストレージ、ラック、その他の周辺機器の設計仕様を提供している。現在、任意のスイッチOSを利用できるOCP仕様の任意のオープンソーススイッチを、このデータセンターで運用できるようにすることで、ネットワークのブラックボックスの世界を打ち破ろうとしている。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...