Amazonなどの参入で活況を呈するクラウドストレージ市場。生き残りを懸けたストレージ専門プロバイダーが付加価値のあるサービスを提供することに奮闘している。
米AmazonなどIaaS(Infrastructure as a Service)の大手プロバイダーは、クラウドストレージ専門プロバイダーの多くが対抗できないほどの低料金を打ち出して、クラウドストレージの市場をコモディティ化しつつある。変化を続ける市場で顧客をつなぎとめ自社の地位を維持するために、クラウドストレージ専門プロバイダーは事業のポートフォリオを拡大し、付加価値となるサービスを加える必要に迫られている。
企業向けのクラウドストレージプロバイダー、米Nirvanixは先日破産手続きを開始して、顧客には同社クラウド上のデータを社内のデータセンターまたは他のプロバイダーのクラウドに移すように要請した。通知では、クラウドストレージのプロバイダーにはデータ容量以外にも提供しなければならないものがあることが強調されていた。クラウドサービスの専門性が高まりつつある現在では、ストレージはもはや、その中で提供される機能の1つにすぎない。
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