キラキラした未来が見えてこないウェアラブル端末、用途はかなり限定的になる?「Apple Watch」「Google Glass」を何に使う?

ウェアラブルコンピューティングでは、USBスティックほどの小さなデバイスを使って、リアルタイムに処理されるデータを収集できる。だが、ウェアラブル端末の大半は単一用途だ。

2014年10月02日 08時00分 公開
[Denis Pombriant,TechTarget]

 故スティーブ・ジョブズ氏がコンテンツ消費用のデバイスとして「iPad」を発表した当時、同氏がまた1つ新たなトレンドを生み出しているとは、誰も思いもしなかった。そのトレンドとは、われわれが今や慣れ親しんでいる片手で持てるハンドヘルド端末やモバイル端末のトレンドではなく、コンピュータの単一用途化の流れだ。iPadが登場する以前、コンピューティングデバイスはデータや情報へのアクセスと入力に使われる多目的な機器だった。今ではメインフレームからハンドヘルド端末、タブレット端末まで、あらゆるデバイスで、メールやERP、CRMなど、各種アプリケーションへのアクセスやデータ入力が可能だ。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...