キラキラした未来が見えてこないウェアラブル端末、用途はかなり限定的になる?「Apple Watch」「Google Glass」を何に使う?

ウェアラブルコンピューティングでは、USBスティックほどの小さなデバイスを使って、リアルタイムに処理されるデータを収集できる。だが、ウェアラブル端末の大半は単一用途だ。

2014年10月02日 08時00分 公開
[Denis Pombriant,TechTarget]

 故スティーブ・ジョブズ氏がコンテンツ消費用のデバイスとして「iPad」を発表した当時、同氏がまた1つ新たなトレンドを生み出しているとは、誰も思いもしなかった。そのトレンドとは、われわれが今や慣れ親しんでいる片手で持てるハンドヘルド端末やモバイル端末のトレンドではなく、コンピュータの単一用途化の流れだ。iPadが登場する以前、コンピューティングデバイスはデータや情報へのアクセスと入力に使われる多目的な機器だった。今ではメインフレームからハンドヘルド端末、タブレット端末まで、あらゆるデバイスで、メールやERP、CRMなど、各種アプリケーションへのアクセスやデータ入力が可能だ。

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