自動スケーリング機能の導入でGoogleのIaaSの管理性が向上した。AWSなど先行する競合サービスとの差が少しずつ縮まっているというが……。
米Googleのクラウド戦略では、依然として開発者のサポートに重点が置かれているかもしれないが、同社のインフラサービスに最近追加された自動スケーリング機能は、同サービスで進められている機能ポートフォリオの拡充の最新例だ。このサービスは機能の充実により、いずれは企業のIT部門を引き付ける可能性がある。
この新しい自動スケーリング機能「Compute Engine Autoscaler」は、2014年11月中旬からGoogleのIaaS(Infrastructure as a Service)プラットフォーム「Google Compute Engine」でβ版が提供されている。米Amazon Web Servicesや米MicrosoftがそれぞれのIaaSプラットフォームで提供しているのと同様の機能だ。Autoscalerにより、GoogleのPaaS(Platform as a Service)である「Google App Engine」で既に実現していた自動スケーリングが、Compute Engineで利用できるようになった形だ。
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