アプリケーションの開発と運用を加速するDockerとPaaS、両者の違いは?IT部門もアジャイル、DevOpsで行こう【第2回】(1/3 ページ)

コンテナ技術の活用で注目を集めるDockerと、運用に必要な環境をサービスとして提供するPaaS。どちらもDevOpsの推進に適した仕組みだ。この2つはどう違い、どのように使い分けるべきなのだろうか。

2016年02月26日 08時00分 公開
[草間一人PaaS勉強会]

 前回の記事「求められるのは“スピード基準” IT部門が開発部隊になれない2つの壁」では、企業ITにおいても「アジャイルソフトウェア開発」や「DevOps」といった考え方が重要視されつつあり、それらを実現するための技術として「Docker」や「PaaS」(Platform as a Service)が脚光を浴びている背景について述べた。今回は、DockerやPaaSが実際にどのような仕組みで、どういったメリットをもたらすのか、両者の違いに着目しながら解説する。

Dockerとハイパーバイザー型仮想化との違い

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2|3 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...