コンテナ技術の活用で注目を集めるDockerと、運用に必要な環境をサービスとして提供するPaaS。どちらもDevOpsの推進に適した仕組みだ。この2つはどう違い、どのように使い分けるべきなのだろうか。
前回の記事「求められるのは“スピード基準” IT部門が開発部隊になれない2つの壁」では、企業ITにおいても「アジャイルソフトウェア開発」や「DevOps」といった考え方が重要視されつつあり、それらを実現するための技術として「Docker」や「PaaS」(Platform as a Service)が脚光を浴びている背景について述べた。今回は、DockerやPaaSが実際にどのような仕組みで、どういったメリットをもたらすのか、両者の違いに着目しながら解説する。
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