「サービスとしてのユニファイドコミュニケーション」主要製品を調査して分かった選択のポイントとは主要9ベンダーの製品を比較(1/3 ページ)

次世代のUCとして注目されている「サービスとしてのUC」(UCaaS)。本稿では、事業規模やサポート、サードパーティー製アプリとの統合などの4つを基準に、製品を調査した。

2016年03月01日 15時00分 公開
[Chris PartsenidisTechTarget]
UCaaSを提供するMitelの公式Webサイト《クリックで拡大》

 「サービスとしてのユニファイドコミュニケーション」(UCaaS)は、端的にいうとユニファイドコミュニケーション(UC)の進化系だ。通信インフラをクラウドに配置して、複数のコラボレーション機能や通信機能を使用して品質を向上している。UCaaSは比較的新しい。そのため、企業はUCaaSについて理解しようとしているところである。つまり、UCaaSという流行に乗ることに対して、企業はかなり懐疑的であるのが実情だ。

 重要な出発点となるのは、自社の規模とサポートするユーザー数について検討することだ。ほとんどのUCaaSプロバイダーはあらゆる規模の企業にサービスを提供できるが、会社の規模が異なれば、コミュニケーションのニーズも違ってくる。

 新興市場であるUCaaSについて理解を深められるよう、本稿では主要なUCaaSプロバイダーとそのクラウド製品について調査し、ビジネスニーズにどう応えていくかを見ていく。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2|3 次のページへ

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news129.jpg

「ドメインリスト貸し」は何がマズい? サイトの評判の不正使用について解説
「サイトの評判の不正使用」について理解し、正しい対策が取れるにしましょう。

news046.jpg

代理店にもAIにも「丸投げ」はダメ 成果報酬型マーケティングを成功させるポイントは?
「成果報酬型マーケティング」を実現する上でインターネット広告業界が直面する課題とは...

news186.jpg

YouTubeやTikTokの利用時間、20代以下ではテレビを圧倒 どれだけ差がついた?
YouTubeやTikTokでのコンテンツ視聴は購買行動に関係しているのか。PRIZMAが10代から30代...