IT部門とビジネス部門の一触即発の危機を解決、セルフサービスBIはどのように役立つ?ConcurとIntelの語る“データ管理の教訓”

「2016 TDWI Executive Summit」で、ConcurとIntelがセルフサービス型のビジネスインテリジェンス(BI)ツールを導入した戦略とそのメリットについて自社事例を紹介した。

2016年03月08日 12時00分 公開
[Craig StedmanTechTarget]
Tableau データ分析ツールの「Tableau」(画像はWebサイトより)《クリックで拡大》

 ラスベガスで2016年2月2月1〜2日に開催された「2016 TDWI Executive Summit」で講演した複数名のビジネスインテリジェンス(BI)マネジャーは、実体験に基づくアドバイスを同業者に提供している。それは、セルフサービス型のBIテクノロジーについて心配するのを止めて、歓迎することを学ぶというものだ。

 必要な分析ニーズが満たされていないビジネス部門がIT部門やBIチームをうまくかわす方法として、セルフサービス型のソフトウェアが導入されることは少なくない。その結果、分析作業にまとまりがなくなり、IT部門とビジネス部門の間で少なからぬ問題を引き起こしている。部門間の対立に疲れた企業では、クラウドベースのセルフサービス型のBIが導入され、IT部門がサポートするサービスとして受け入れられている。

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