アンデルセン、ヤマハ発動機――地方企業はAWSをどのように使って生き残る?JAWS DAYS 2016レポート(1/2 ページ)

AWSユーザーには、首都圏以外で活動する企業も多く存在する。ユーザーカンファレンス「JAWS DAYS 2016」では、アンデルセンサービスとヤマハ発動機の2社が、AWSによって得た変化を語った。

2016年03月25日 08時00分 公開
[重森 大]

 世界中のどこからでも同じように使えるというのは、クラウドの大きな魅力の1つだ。しかしながら、実際の活用は都市圏の企業や中堅以上のグローバル企業に偏っている。「Amazon Web Services」(AWS)のユーザーグループJAWS-UG(AWS Users Group - Japan)は2016年3月に開催したユーザーカンファレンス「JAWS DAYS 2016」で、「首都圏以外でイノベーションをリードするユーザー企業からクラウド活用を学ぶ 〜地方のユーザー企業はクラウドとどうつきあうべきか?」と題したセッションを設けた。このセッションでは、首都圏以外のユーザー企業2社が具体的な導入事例を発表した。

クラウドでIT部門の働き方を変えたアンデルセンサービス

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