社長は、なぜ「リアルタイムコラボツール」を使いたがるのか?従業員の勤務時間は長くなるが……

従業員が働く場所を自由に選べる職場環境がトレンドとなり、リアルタイムコラボレーションツール、特にサービスとしてのユニファイドコミュニケーション(UCaaS)は企業にとって必須のツールとなりつつある。

2016年04月28日 12時00分 公開
[Jon ArnoldTechTarget]
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 現在の職場環境は、コミュニケーション関連技術が変化をリードする初期段階にある。従業員がデスクから離れられず、電話とPCのコードに縛られていた時代はとうに過ぎた。そうした古い環境では、コラボレーションは電話や電子メールを介して行われ、ほとんどの従業員は互いに比較的近い距離にいた。

 現在では、2つのトレンドが組織の仮想化や分散型の職場環境、そしてリアルタイムコラボレーションツールの必要性を促している。トレンドの1つは、非集中型の組織の成長のためにIPベースの技術を活用しようとする経営陣の要望だ。IPベースの技術は営業経費の削減のためにも、世界の顧客へのサービス向上のためにも、非常に魅力的だ。

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