Microsoftはバージョン11より前の「Internet Explorer」(IE)のサポートを打ち切った。だが、このWebブラウザはまだ多くの組織に存在しているので、IT部門はセキュリティ対策を計画する必要がある。
Microsoftは2016年初頭、Windows 7/8.1を対象にWebブラウザ「Internet Explorer」(IE)の11より前のバージョンのサポートを中止する計画を発表した(Windows Vistaの場合はIE 9より前のバージョンのサポートを中止)。2016年1月12日に実施されたこの変更は、まだIE 11にアップグレードしていない「Windows 7」マシンにセキュリティ問題を生じさせている。
バージョン11より前のIEを搭載したWindows 7は、現時点で企業への普及度が最も高いマシンであり、Microsoftがサポートを打ち切ることで、IEに多大なセキュリティリスクが発生した。古いバージョンのIEを禁止するポリシーを定めた組織でさえも、レガシーなWebアプリケーション用など業務上の理由で残っているものがある。
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