格安PC「Chromebox」の意外な不満、“Skype使えない問題”はこう解決できる「低価格VDIクライアント」に最適(1/2 ページ)

VDIの導入に際しては適切なクライアントデバイスを選ぶことが重要だ。Googleの「Chromebox」を利用すれば、コスト削減と管理の簡素化の双方を実現できる可能性がある。

2016年08月04日 07時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]
Chromebox VDIクライアントとしてChromeboxは有力な選択肢に(画面はASUSTeK ComputerのChromebox紹介ページ)

 VDI(仮想デスクトップインフラ)のパフォーマンスを犠牲にすることなく経費を削減する方法の1つが、Googleの「Chromebox」などの低価格クライアントデバイスを利用することだ。

 Chromeboxは、基本的にはGoogleの低価格デバイス「Chromebook」のデスクトップバージョンだ。両者の違いは、ChromebookがノートPC型であるのに対し、Chromeboxは小型のデスクトップPCの形態を取る点だ。後者のフォームファクター(形状、仕様)を「ネットトップ」と呼ぶこともある。

 両端末とも「Chrome OS」で動作する。いずれも米国では200ドル以下のモデルがあり、VDI環境を安価に構築できる。ChromeboxはASUS、Samsung Electronics、Dellなどのハードウェアベンダーが提供しており、全般的に従来型のデスクトップPCよりも低価格だ。

Chromeboxを使う2つのメリット

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

次世代生成AIで優位に立つのはMeta? Google? それともマスク氏のあの会社?
生成AI時代において、データは新たな金と言える。より人間らしい反応ができるようになる...

news183.jpg

GoogleからTikTokへ 「検索」の主役が交代する日(無料eBook)
若年層はGoogle検索ではなくTikTokやInstagramを使って商品を探す傾向が強まっているとい...

news160.jpg

B2B企業の市場開拓で検討すべきプロセスを定義 デジタルマーケティング研究機構がモデル公開
日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構は、B2B企業が新製品やサービ...