「Raspberry Pi」が非常に安価なため、シンクライアントとして活用を検討する企業は少なくない。しかし、進める上で注意するべきポイントがある。
Citrix Systemsは2016年5月に開催した年次カンファレンス「Citrix Synergy 2016」で、超小型コンピュータ「Raspberry Pi」の新モデル「Raspberry Pi 3」(RPi3)をベースとした独自のシンクライアントの開発を発表した。企業のIT部門は、今後こうしたデバイスが社内で一般的な存在となる可能性に備えるべきタイミングに来ているのかもしれない。
Raspberry Piは、BroadcomのSoC(System on Chip)を搭載する小型のシングルボードコンピュータだ。通常、教育機関が低コストのデバイスとして使用する。だが1台わずか35ドルからという価格の低さから、他にもさまざまな利用場面が考案されている。仮想デスクトップインフラ(VDI)のシンクライアントとしての利用も、当然ながら、そのうちの1つだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ドメインリスト貸し」は何がマズい? サイトの評判の不正使用について解説
「サイトの評判の不正使用」について理解し、正しい対策が取れるにしましょう。
代理店にもAIにも「丸投げ」はダメ 成果報酬型マーケティングを成功させるポイントは?
「成果報酬型マーケティング」を実現する上でインターネット広告業界が直面する課題とは...
YouTubeやTikTokの利用時間、20代以下ではテレビを圧倒 どれだけ差がついた?
YouTubeやTikTokでのコンテンツ視聴は購買行動に関係しているのか。PRIZMAが10代から30代...