Pokemon GOは、次世代のクラウドアプリケーションの普及がいかに急激に進み得るかに加え、そうしたブームへの対応に落とし穴があることも示唆している。EMCのアドバンストソフトウェア部門プロダクトマーケティングディレクターを務めるバラン・チャブラ氏は次のように語っている。
「ユーザーが現在使っているアプリケーションの中で、位置情報を利用しているものは既にたくさんある。Pokemon GOで興味深いのは、現在位置を追跡し、そのデータを利用するこのアプリが、極めて大規模に使われていることだ。これだけの規模で使われると、位置データの取得と利用は特に困難になる。数千万人がこのゲームで遊んでいて、プレイヤー数はなお増えている」(チャブラ氏)
Pokemon GO開発元のNianticは、膨大なユーザーを魅了しているこのゲームのバックエンドやストレージインフラを公表していないが、同社が位置ベースアプリケーションの運用に精通しているのは明らかだと、チャブラ氏は指摘する。その一方で、同社はサーバクラッシュに悩まされ(Pokemon GOの日本での配信開始が遅れる原因としてNianticのCEOがコメントしている)、セキュリティ問題でも苦労している。このことは、Pokemon GOがNianticのインフラでは追い付けないほど急速に普及していることを示している。
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