2016年08月30日 12時00分 公開
特集/連載

“スマートなビル”と1つの「アイ」(IoT)が地球を救う人類と地球環境の調和を目指す

建物はそこで過ごす人間の作業効率に影響するだけでなく、地球環境に対しても大きな負荷を掛けている。建物の進化は人間にも地球環境にも好ましい結果をもたらす。そのために必要な技術がIoTだという。

[Harriet Green,TechTarget]
建物を構成するあらゆるものにセンサーを組み込み、建物全体で収集したデータを活用することで中にいる人間の作業効率や地球環境に掛ける負荷を改善する

 人間は生きている時間の大部分を建物の中で過ごす。建物は人間が生活し、仕事をし、社交活動をし、買い物をし、安らぐ場所だ。そのため、建物の設計や使いやすさが利用者の行動とその効率に大きな影響を与える。例えば、空調がよく聞いていない、コーヒーがまずいといったことが、そのオフィスで働くスタッフの生産性と士気を下げるのは経験から分かっている。一方、使いやすくてサービスが行き届いた建物は、利用者の満足感を高め、営業、採用、スタッフ定着に至るまで、あらゆる物事がうまくいくように後押ししてくれる。

 建物は地球にも影響を与える。建物が使うエネルギーと水は、それぞれ世界中の約40%と25%を占めている。また、排出する温室効果ガスはおよそ全体の3分の1にも上る。

 人間のためにも地球のためにも建物をより良くする技術を実装することが重要だ。そして幸運にも、新しい技術とその進化が貢献するという。

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