建物はそこで過ごす人間の作業効率に影響するだけでなく、地球環境に対しても大きな負荷を掛けている。建物の進化は人間にも地球環境にも好ましい結果をもたらす。そのために必要な技術がIoTだという。
人間は生きている時間の大部分を建物の中で過ごす。建物は人間が生活し、仕事をし、社交活動をし、買い物をし、安らぐ場所だ。そのため、建物の設計や使いやすさが利用者の行動とその効率に大きな影響を与える。例えば、空調がよく聞いていない、コーヒーがまずいといったことが、そのオフィスで働くスタッフの生産性と士気を下げるのは経験から分かっている。一方、使いやすくてサービスが行き届いた建物は、利用者の満足感を高め、営業、採用、スタッフ定着に至るまで、あらゆる物事がうまくいくように後押ししてくれる。
建物は地球にも影響を与える。建物が使うエネルギーと水は、それぞれ世界中の約40%と25%を占めている。また、排出する温室効果ガスはおよそ全体の3分の1にも上る。
人間のためにも地球のためにも建物をより良くする技術を実装することが重要だ。そして幸運にも、新しい技術とその進化が貢献するという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
Hakuhodo DY ONEのDMP「AudienceOne」とTrue Dataが連携 何ができる?
ドラッグストアや食品スーパーマーケットの購買データを活用した精緻なターゲティングや...
転売目的の不正注文を出荷前にAIが判別 売れるネット広告社がD2C事業者向けにツールを提供
売れるネット広告社は、不正注文によるD2C事業者の損失を防ぐ新たなサービスを提供開始し...
GA4の利用状況に関する調査 用途や難易度の実感は?
UNCOVER TRUTHが実施したGA4の利用状況に関する調査を紹介する。