企業にナノコンピュータが進出している。その一例は、Raspberry Pi Foundationの「Raspberry Pi」だ。VDIで使用されることが多い安価なクライアント端末のメリットは、コスト削減にとどまらない。
Raspberry Piは、どちらかというと「IoT」(モノのインターネット)というキーワードとともに組み込み開発系のベンダーやユーザー、そして、自分で構築するセンサーなどを組み込んだシステムのデバイス用として「趣味の自作ユーザー」を中心に話題となっていた。しかし、デスクトップ仮想環境が普及しシンクライアントマシンの需要が増えているオフィス向けクライアント端末のフォームファクタとして、コストパフォーマンスの高い製品として注目する関係者が“意外”と多い。
わずか56(幅)×85(奥行き)ミリの基板にARM Cortex-A7(動作クロック900MHz)と容量1GBのシステムメモリを実装し、HDMIと有線LAN、4基のUSBを搭載したRaspberry Piは、企業における業務用クライアントPCとして実用に耐え得る処理能力と“費用対効果”を発揮できるのだろうか。この疑問に対する検証の結果と「そもそもRaspberry Piとは」を過去に掲載したTechTaergetジャパンの記事で確認してみよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。