Facebookの企業コラボレーション市場への進出と、現代企業が成功を収めるには業務部門とIT部門のコラボレーションが必須である理由を探る。
企業のコラボレーションツールは、特に新しいものではない。約10年間、「エンタープライズ2.0」なテクノロジーはWikiやブログを使って従業員同士のコラボレーションやつながりを深めようと努めてきた。こうした社内ソーシャルメディアツールはどれも広く普及することはなかったが、Facebookが一般消費者向けに提供しているサービスを模倣し、企業ユーザーに提供しようと努力は続けられてきた。だが、Facebookが企業向けソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「Workplace」を携えて公式に市場に参入した。10億人のユーザーが選ぶこのソーシャルプラットフォームは、企業コラボレーション市場を支配することができるだろうか。
既に消費者向けのサービスで機能に慣れ親しんでおり、それが満足感につながるとしたら、Workplaceは従業員の間でも大人気のサービスになるだろう。「Facebook」のビジネス版には、ニュースフィード、いいねボタン、チャットアプリなど、一般消費者向けのバーションで提供されるのと同等の機能が盛り込まれている。だが、新しいプラットフォーム「Workplace」は、従業員がグループでコラボレーションして仕事上の目標を実現できるようデザインされているために、あくまでも社会交流を目的とする消費者向けのFacebookと比べると、明らかな違いもある。
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情報の量と種類が急増する今、社内の各種ツールに散在する情報を単一の保存先で管理することはますます難しくなった。こうした情報を部門を超えて連携させて、効率的に活用するには、どうすればよいのか。4社の事例を基に、解決策を探る。
文書や画像、動画などのコンテンツ管理は、企業の規模が大きくなるにつれて難しくなる。チームやプロジェクトごとに社内外で情報を共有したり、法的保存義務のある文書などを適切に管理したりするには、どのようなアプローチが有効なのか。
あるハウスメーカーでは、約300箇所に展開する展示場と本社との情報共有に課題を抱えていた。従来はLotus Notesの掲示板機能を使用していたが、それでは異なる種類の文章を一元管理できなかったという。同社の解決方法を詳しく解説する。
グローバルで生産販売事業を展開しているあるメーカーでは、既存の文書管理システムの非効率さや、訴訟時のeディスカバリ対応などに課題を抱えていた。同社はこれらの課題を解消すべく、文書管理システム刷新に踏み切った。
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