ネットワークが安定していなければ、クラウドもIoTも真価を発揮できない。シスコが中堅・中小企業向けブランド「Cisco Start」を発表したのは、ネットワーク技術の認知普及を目指した“未来への布石”だという。
シスコシステムズ(以下、シスコ)といえば、主に大企業向けの高価格ネットワーク機器を開発・提供するベンダーというイメージを抱く人が少なくないだろう。しかしここ数年の間に同社は、中堅・中小企業向けのIT製品ブランド「Cisco Start」シリーズ、クラウド管理型ネットワーク製品「Cisco Meraki」シリーズなどを市場投入。これまで同社のイメージからは想像しにくかった割引販売キャンペーンなど、新たな販売支援施策も次々と打ち出している。これに伴い、同社のパートナー施策は大幅に変わりつつある。
ユーザー企業だけでなくディストリビューターやリセラーにとっても、かつては高級路線をまい進してきたシスコが、一気に身近な存在になってきたのだ。同社が目指す、新たな市場に向けたパートナー施策とは、どのようなものだろうか。同社のパートナー事業統括、高橋慎介氏に話を聞いた。
「ディストリビューター」「リセラー」という言葉の厳密な定義付けはないが、本稿では次のように位置付けている。
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