シスコシステムズ(以下、シスコ)といえば、主に大企業向けの高価格ネットワーク機器を開発・提供するベンダーというイメージを抱く人が少なくないだろう。しかしここ数年の間に同社は、中堅・中小企業向けのIT製品ブランド「Cisco Start」シリーズ、クラウド管理型ネットワーク製品「Cisco Meraki」シリーズなどを市場投入。これまで同社のイメージからは想像しにくかった割引販売キャンペーンなど、新たな販売支援施策も次々と打ち出している。これに伴い、同社のパートナー施策は大幅に変わりつつある。
ユーザー企業だけでなくディストリビューターやリセラーにとっても、かつては高級路線をまい進してきたシスコが、一気に身近な存在になってきたのだ。同社が目指す、新たな市場に向けたパートナー施策とは、どのようなものだろうか。同社のパートナー事業統括、高橋慎介氏に話を聞いた。
「ディストリビューター」「リセラー」という言葉の厳密な定義付けはないが、本稿では次のように位置付けている。
AI活用、6割超の企業はPoC(概念実証)止まり――Accenture調査
「わが社でもAI活用を」と考えている企業は多いようですが、実際はどこまで進んでいるの...
「ナイキ」と「アディダス」 ブランド対決の歴史をさくっと振り返る
ナイキとアディダスは60年以上にわたってしのぎを削り、スポーツマーケティングやスポー...
営業の「あるある課題」に挑むインサイドセールス3つの機能
売り上げ1000億円以上のエンタープライズクラスの企業に向けてもインサイドセールスは効...