2016年06月22日 08時00分 公開
特集/連載

600以上のアプリと共通基盤でクラウドへの移行を支援する日本オラクルが目指すもの「Java」開発力があるならSaaSベンダーへ転身?(1/2 ページ)

「Oracle Database」や「Oracle Exadata」をはじめとする“製品”の印象が強いOracle。実は約600ものクラウドアプリケーションを擁する屈指のSaaSベンダーだ。同社がクラウドビジネスへの取り組みを強化する狙いとは。

[吉村哲樹,著]
長谷川純一氏 日本オラクル 長谷川 純一氏

 ここ1年ほどの間で、クラウドビジネスへの取り組み強化の方針を次々に繰り出してきたOracle。これまでOracleのパートナービジネスはソフトウェアライセンスやアプライアンス製品が中心だったが、今後のOracleがクラウドベンダーへの道を本格的に歩むことになると、ビジネスモデルはどう変わっていくのだろうか。日本オラクルのアライアンス事業統括副統括で、執行役員の長谷川 純一氏に話を聞いた。

「ディストリビューター」「リセラー」という言葉の厳密な定義付けはないが、本稿では次のように位置付けている。

  • ディストリビューター:幅広いベンダーから仕入れたIT商材を自社在庫として保有し、小売業者やユーザー企業に販売する卸業者。大規模な拡販、流通の役割に軸足を置く事業者。
  • リセラー: IT商材をベンダー、ディストリビューターなどから仕入れ、ユーザー企業に販売する、大規模な流通経路は持たない事業者。仕入れた商材をそのまま販売するのではなく、他のシステムと組み合わせたり機能を追加したりして付加価値を高めて販売するリセラーはVAR(付加価値再販業者)という。

クラウドビジネスへのコミットを深めつつあるOracle

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