なぜ小規模病院やクリニックはサイバー攻撃に対して無防備なのか?病院だけに限らない、代表的な5つの理由

小規模病院やクリニックはサイバー犯罪の標的になることが多い。セキュリティ対策に慣れていなかったり、規制要件への標準化が遅れていたりと、セキュリティへの対応が弱いためだ。

2017年03月13日 15時00分 公開
[Reda ChouffaniTechTarget]

 医療業界におけるサイバー犯罪の増加や、公民権局によるHIPAA(米国における医療保険の相互運用性と説明責任に関する法令)の監査によって、医療機関に懸念が生じている。懸念の要因は医療機関ごとに異なるが、大半はデータ侵害の可能性や監査を恐れている。重大な法定刑罰や制裁金につながるためだ。中でも小規模病院やクリニックはサイバー攻撃に対して脆弱(ぜいじゃく)な場合が多く、IT環境を保護するために適切な手順を講じていない場合は、セキュリティ侵害の被害を受ける恐れが大きい。

 データ侵害、ハッキング、身代金要求型マルウェア(ランサムウェア)感染にまつわるリスクを軽減するために、IT部門が実施できるセキュリティ対策は幾つかある。セキュリティソフトウェアの適用、ファイアウォール、IT環境を適切かつ確実に保護するためのエンドユーザー教育などがその例だ。だが、全ての医療機関がこのような対策を講じているわけではない。セキュリティ対策が不十分な米国の小規模病院やクリニックは、依然としてサイバー攻撃に対して脆弱で、標的になることが多い。こうした小規模病院やクリニックがサイバー攻撃に対して脆弱になる理由は主に5つある。

セキュリティに関する専門知識不足

ITmedia マーケティング新着記事

news050.jpg

ウェルビーイング調査 今後最も力を入れたい分野は「身体」、優先度が低いのは?
ASAKO サステナラボは、独自の「60のウェルビーイング指標」により生活者の充足度を数値...

news068.png

10代の7割超がショート動画を「ほぼ毎日見ている」――LINEリサーチ調査
LINEリサーチは全国の男女を対象に、ショート動画に関する調査を実施しました。

news158.png

自社の変化に対して行動する従業員はわずか2割 なぜそうなる?――電通調査
自社の変化に対する従業員の意識について確認するための調査結果です。