AWS Lambdaに代表される「サーバレスコンピューティング」、または「FaaS(Function as a Service)」は、開発の現場を大きく前進させ得る。FaaSの真価を引き出すために外せない要点について、専門家が語る。
FaaS(Function as a Service)(注)は、数ある“○○ as a Service”の中でも新しく、“サーバレスコンピューティング”とも呼ばれる。Red Hatでミドルウェア担当シニアディレクターを務めるリッチ・シャープルズ氏にFaaSについて話を聞いた。
※注 ユーザーがサーバインスタンスを指定または予約することなく、コンピューティングリソースやコンピューティング機能を利用できるサービス
「FaaSは、開発者がサーバやOS、プロビジョニングなどを気にせず、アプリケーションの機能に専念できるようにするサービス。インフラストラクチャ関連の部分を、ユーザーが心配すべき部分から全て切り離す」と、シャープルズ氏は話す。業務向けロジックの実行を効率化したい企業にとっては、3層アーキテクチャからモノリス(大きな単一の)へ、さらに同氏が「いま注目のバズワード」と呼ぶマイクロサービスへ移行する助けにもなるだろうだろう。2017年現在、サーバレスコンピューティングによって、アプリケーション機能を分離し、同機能を実行した時間にだけ課金する、細分化型課金サービスが実現している。「サーバ全体をリースする必要がなくなり、アプリサーバも用意しなくていい。目的の作業を実行した時間分の使用料だけが課金される。単位はわずか10分の1秒単位だ」とシャープルズ氏は語る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
B2B取引の決済手段として多くの企業が採用している請求書払い(後払い)だが、入金遅延や未払いが発生するリスクもある。そこで、これらのリスクと業務負担を解消する決済代行サービスが登場した。本資料で詳しく紹介する。
SaaSの決済手段ではクレジットカード払いを設定するのが一般的だが、B2B取引においてはそれだけだと新規顧客を取りこぼすこともある。Chatworkやココナラなどの事例を交え、決済手段を多様化する重要性と、その実践方法を解説する。
ハイブリッドクラウドやエッジコンピューティングの普及に伴い、企業が管理すべきIT資源が急増している。こうした中で注目を集めるのが、あるクラウドサービスだ。分散環境における課題とその解決策について、導入事例とともに解説する。
AI活用やデータドリブン経営が加速する一方で、レガシーインフラが問題になるケースが増えている。特に複数の世代にわたってIT資産が混在しているインフラ環境では、運用負荷やコストが増大してしまう。この問題をどう解消すればよいのか。
クラウドファーストの流れが加速する中、無計画に構築されたハイブリッドクラウドの弊害が多くの企業を悩ませている。ITオペレーションの最適化を図るためには、次世代のハイブリッドクラウドへのモダン化を進めることが有効だ。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...