2017年09月21日 05時00分 UPDATE
特集/連載

足りない部分は、独自開発ツールで補完ヤフーは「OpenStack on Kubernetes」で、クラウド運用の自動化をどう実現したのか (1/2)

OpenStackでプライベートクラウドを構築しているヤフーは、クラスタ数増大とともに複雑化する運用に悩まされていた。そこで目を付けたのがKubernetesだ。これにより障害復旧やクラスタ構築などの自動化を実現した。

[重森 大,著]
会場の風景《クリックで拡大》

 サーバやネットワークの仮想化が当たり前になり、運用管理性の向上やコストメリットなどでその効果は浸透してきた。しかしインフラの構築や運用はまだ人手に頼る部分が多く、試行錯誤を重ねている企業や組織は多いことだろう。ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフーも、インフラの効率的な運用管理と開発の生産性向上を目指し、プライベートクラウドをビジネスに活用する企業の1社だ。オープンソースのクラウド構築ソフトウェア「OpenStack」とコンテナ管理ツールの「Kubernetes」を使うことで、運用の省力化とヒューマンエラーの回避を実現している。OpenStackの導入を検討している読者、プライベートクラウドの運用に悩む読者に対して、一歩進んだ開発・運用環境を整えた同社の取り組みは多くのヒントをくれるはずだ。2017年7月に開催された「OpenStack Days Tokyo 2017」から、ヤフーの講演をレポートする。

50クラスタ、2500台のOpenStackコントローラーを管理する日々

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