Microsoftの「Windows 10」にはIT担当者が必要とするもの全てが組み込まれているわけではない。本稿では、導入をスムーズに行うためにIT担当者が使用しているテクノロジーやサードパーティー製ツールを紹介する。
導入方法に関係なく、Windows 10を他のテクノロジーやツールで補強するのは非常に有効であると、IT担当者の見解は一致している。
自動的にアプリケーションを分析する互換性テストツールは、例えば、Microsoftが行う頻繁なOSアップデートに関する懸念の緩和に役に立つ。スイスの大手保険会社Die Mobiliarは、Citrix Systemsの「Citrix AppDNA」を含め、複数の選択肢を検討している。そう話すのは、システムエンジニアのサシャ・ソメット氏だ。
同社は、勤務時間中に社員がアップデートによって作業を中断させられる問題への対処として、仮想デスクトップでのWindows 10 VDIの使用が有効だと考えている。
「アップデートサイクルへの対処は物理デバイスでは難しいが、仮想だと容易になる。仮想だと夜間アップデートが可能になるが、物理デバイスだと夜間は電源が切られているか、ネットワークにつながっていないだろう」(ソメット氏)
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