2018年02月06日 05時00分 公開
特集/連載

Googleクラウドが投入した3機能をAWSと比較、次の戦略が見えてきたAWSを追撃するGoogle

Googleは2017年、市場のリーダーであるAWSとのギャップを埋めようとして幾つかの対抗措置を講じた。しかし、その努力は新規顧客を獲得するのに十分なのだろうか。

[David LinthicumTechTarget]

 Googleは2017年、パブリッククラウドのリーダーであるAmazon Web Services(AWS社)に真っ向から照準を絞った幾つかの新機能を提供した。しかし同時に、別のクラウドベンダーであるAlibabaは世界のクラウド市場で成長を続け、「Microsoft Azure」は「Amazon Web Services」(AWS)に続く2番手の競合サービスとなった。では、「Google Cloud Platform」(GCP)の正確な立ち位置はどこになるのだろうか。

 以下、2017年に発表されたGCPの3機能とAWSの類似機能との比較およびGoogleがクラウド市場シェアを拡大するための課題について説明する。

GCPの3つの新機能をAWSと比較

1.Google Transfer Appliance

 物理的にデータを移行させる「AWS Snowball」に対するGoogleの対応措置が「Google Transfer Appliance」だ。これはラックマウント型大容量ストレージサーバで、ユーザーが自身のデータセンターに設置し、データを書き込んだ後にGoogleに返送する仕組みだ。Googleはこの物理デバイスを受け取ると、そのデータを「Google Cloud Storage」にアップロードする。

 Google Transfer Applianceの大容量ぶりには目を見張るものがあり、1P(ペタ)Bまでのデータ圧縮が可能だ。AWS Snowballと同様に、インターネットやパブリッククラウドにデータを移動する際、組織が直面する不十分なデータ転送速度に代わる選択肢を提供する。さらに、キャプチャー時に企業データを暗号化し、物理デバイスを移動中に紛失した際に、デバイス内のデータを読み出すことができないようにする。

画像 Google Transfer Applianc《クリックで拡大》

2.マネージドインスタンスグループ

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