Windowsアプリ管理ソフトはなぜ必要か パッチやバージョンの管理で「もはや必需品」自動化しないアプリケーション管理は悪夢(2/2 ページ)

2018年05月10日 05時00分 公開
[John PowersTechTarget]
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アプリケーション管理ソフトウェアが役立つ場面

 障害対応(トラブルシューティング)とパッチ適用が手作業のままでは、効率的なアプリケーション管理ができない。調査会社Ovumの調査ディレクター、マキシン・ホルト氏は、特に多くの役割を担いがちな現代のIT管理者は、管理アプリケーションの導入で負荷を軽減できると、指摘する。

 Windowsアプリケーション管理ソフトウェアであれば、管理しているWindows端末へのアプリケーションやパッチの展開(デプロイ)速度を事前にテストできる。その時、例えばネットワークに問題があれば、その根本原因を自動的にIT部門へ通知できる。利点は事前テストだけではない。パッチの適用は、ソフトウェアベンダーが短いサイクルでパッチをリリースしていることがあり、手作業ではうまく処理できないこともある。パッチ適用を自動化すれば、IT部門の時間節約になる。

 「自動化しなければ、ベンダーやソフトウェアベンダーが非常に速いペースで公開してくるパッチに対し、IT部門は圧倒されてしまう」とホルト氏は言う。

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