オールフラッシュアレイが普及し始めたころ、企業はパフォーマンスのニーズがコスト面の考慮を上回る場合のみSSDを利用していた。しかし、フラッシュの価格が下落し、技術が向上するにつれ、古くなったHDDをSSDに交換する企業が増えている。
企業がHDDを利用しなくなったわけではない。企業のデータセンターでは、依然としてHDDがストレージの大半を占めている。オールフラッシュの実情は、多くのSSDベンダーが示すほど単純明快ではない。そのため、IT部門の意思決定者は、SSDとHDDを比較する際に難しい選択を迫られる。
ITチームがSSDに目を向けてもおかしくはない。オールフラッシュアレイは、HDDに比べて遅延が少なくIOPSが高い。場所をとらず、消費電力も少ない。ただし、最近までSSDは容量が少なく、コストが高いことで知られていた。特にGB当たりのコストは高くなる。だが、SSDの容量は以前よりも増加し、価格も下落している。そのため、オールフラッシュアレイはあらゆる企業にとってストレージの現実的な代替製品になっている。
フラッシュのメリットを最も生かせるのは、プライマリーストレージ、特に仮想デスクトップインフラ(VDI)やRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)などの高いパフォーマンスが求められるワークロードだ。
革新が進み、フラッシュテクノロジーへの関心が高まるにつれ、HDDは苦境に立たされている。HDDはSSDよりも速く、スループットも最大限に達したが、信頼性と耐久性の点ではSSDに到底及ばない。
コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...
正月三が日のテレビ視聴は過去10年間で最高値――ビデオリサーチ調査
正月三が日の総世帯視聴率(HUT)は過去10年で最高値となり、年末年始のテレビ視聴は例年...
KOLやKOCによる口コミを創出するために必要なこと
中国向けにマーケティングを行う上で重要なのが口コミである。口コミには友人・知人間で...