障害者向けAIアプリ開発を促進する「AI for Accessibility」の可能性開発者には好感触

Microsoftが2500万ドルを投じたこのプロジェクトは開発者の支持を得て、障害のある人々の役に立つアプリケーションの構築に乗り出すソフトウェアメーカーを後押しするだろう。

2018年10月12日 05時00分 公開
[Darryl K. TaftTechTarget]

 ソフトウェアの開発者は、Microsoftが後押しする人工知能(AI)テクノロジーの道徳的な利用と責任あるコンピューティングの推進に好意的な反応を示している。

 「AI for Accessibility」は全世界10億人以上の障害者向けにAIアプリケーションの開発を促進する5年間のプログラムで、Microsoftはこれに2500万ドルを投じている。このプログラムは、Microsoftのクラウドサービス「Microsoft Azure」で実行される障害者向けの革新的なAIアプリケーションを作成する開発者への助成金や投資で構成される。

 開発者向け年次カンファレンス「Build 2018」の基調講演でMicrosoftのサティア・ナデラCEOは次のように語った。「優れたユーザーエクスペリエンスやUIと同様、優れたAIが必要だ。AIを一流のエンジニアリング分野に引き上げ、将来にとって適切な選択が行われるようにする必要がある」

生活を向上させるAIアプリケーション

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...