オープンソースツールは一般的に無料である上、カスタマイズもできるという利点がある。だが、カスタマーサポートは提供されない可能性がある。ネットワーク監視のオープンソースツールが備える長所と短所を解説する。
企業のIT部門は、予算が十分にあるとはいえない中で、自社に必要なITインフラの要件を満たそうと奮闘している。高度な機能を備えたネットワーク監視サービスに投資する余裕がないIT部門で人気が高まっているのが、オープンソースのネットワーク監視ツールだ。
オープンソースのネットワーク監視ツールには無償のものもある。複雑かつ広範囲に分散する複数のネットワークのパフォーマンスを管理しなければならない企業にとっては、これが新しい優れた管理方法として魅力になっている。
これまで、オープンソースツールは導入工程が難しく、ユーザーフレンドリーではないと酷評されてきた。商用ツールとは異なり、オープンソースツールには、IT管理者が問題に遭遇したときに助けてくれる強力なカスタマーサポートの機能が備わっているとは限らなかったためだ。
近年、ネットワーク監視のオープンソースツールは著しく進化している。例えば、「OpenNMS」「Icinga」「Nagios」「Observium」「NetXMS」「Zabbix」「Zenoss Core」「Sensu Core」などは人気が高まっているツールだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...