オープンソースツールは一般的に無料である上、カスタマイズもできるという利点がある。だが、カスタマーサポートは提供されない可能性がある。ネットワーク監視のオープンソースツールが備える長所と短所を解説する。
企業のIT部門は、予算が十分にあるとはいえない中で、自社に必要なITインフラの要件を満たそうと奮闘している。高度な機能を備えたネットワーク監視サービスに投資する余裕がないIT部門で人気が高まっているのが、オープンソースのネットワーク監視ツールだ。
オープンソースのネットワーク監視ツールには無償のものもある。複雑かつ広範囲に分散する複数のネットワークのパフォーマンスを管理しなければならない企業にとっては、これが新しい優れた管理方法として魅力になっている。
これまで、オープンソースツールは導入工程が難しく、ユーザーフレンドリーではないと酷評されてきた。商用ツールとは異なり、オープンソースツールには、IT管理者が問題に遭遇したときに助けてくれる強力なカスタマーサポートの機能が備わっているとは限らなかったためだ。
近年、ネットワーク監視のオープンソースツールは著しく進化している。例えば、「OpenNMS」「Icinga」「Nagios」「Observium」「NetXMS」「Zabbix」「Zenoss Core」「Sensu Core」などは人気が高まっているツールだ。
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