VDIのパフォーマンス監視ツールを選択する際は、各ツールに固有の機能と限界を理解する必要がある。「ControlUp Real-Time」「eG Enterprise」「Goliath Performance Monitor」の3つを取り上げ、特徴を紹介する。
仮想デスクトップインフラ(VDI)は年月を重ねるにつれてますます複雑化している。配備したVDI全体の状態とパフォーマンスを評価する唯一の方法は、エンドポイント、ハイパーバイザー、仮想デスクトップなどを全て監視することだ。
VDIのパフォーマンス監視ツールは長年にわたって使われてきた。こうしたツールは一般的に、さまざまなVDIコンポーネントの重要なパフォーマンス指標を監視して、エンドユーザーの状態をIT部門にフィードバックする。
IT管理者が配備済みのVDIをエンドツーエンドで監視するためのツールには多くの選択肢がある。ベンダーによってVDIパフォーマンス監視ツールには大きな違いがあるため、IT担当者は複数のツールを評価して、どのツールが組織にとって最適かを判断する必要がある。本稿は3つの監視ツールを例に挙げ、それぞれの特徴を紹介する。
ControlUp Technologies(以下、ControlUp)が販売する「ControlUp Real-Time」のインタフェースは、サーバリソースをCPU使用率、メモリ消費量、ディスク転送速度などの指標で色分けし、パフォーマンスチャートやスプレッドシートの形式で表示する。
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