機械学習も搭載 機能の豊富さで主要VDIに挑む「AppliDis Fusion」VMware、Citrix、Microsoft製品に代わる「代替VDI」3製品を比較【後編】

比較的低コストで運用できる「代替VDI製品」の中でも、Systanciaの「AppliDis Fusion」は多数の機能を搭載している。AppliDis Fusionの特徴と各機能について、詳しく説明する。

2019年09月10日 05時00分 公開
[Robert SheldonTechTarget]
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 「仮想デスクトップインフラ」(VDI)を提供しているベンダーは、VMwareやCitrix Systems、Microsoftだけではない。本連載ではこれら大手以外のベンダーが提供するVDI製品を「代替VDI製品」と呼ぶ。代替VDI製品は、比較的安価に利用できるというメリットがある。

 第3回に当たる後編は、前編「機能を絞ってVDI運用のコストを軽減する『flexVDI』」と中編「Raspberry Piでも利用可能 仮想アプリの操作感にこだわった『Parallels RAS』」に引き続き、代替VDI製品の一つであるSystanciaの「AppliDis Fusion」について詳しく説明する。

Systancia「AppliDis Fusion」

 AppliDis Fusionは中編で紹介したParallelsの「Parallels Remote Application Server」(Parallels RAS)と同様に、デスクトップ仮想化とアプリケーション仮想化の両方の機能を持つ。「Windows Server 2003」から「同2016」までのサーバOSで実行して、「Windows」「Linux」「UNIX」「macOS」「iOS」「Android」を搭載したクライアントデバイスに仮想デスクトップを配信できる。データセンター当たり最大4万人のエンドユーザーに仮想デスクトップを配信可能だ。

 仮想デスクトップの通信量や起動している仮想デスクトップの数などの要素に基づいた負荷分散機能も搭載する。複数の端末で、設定を維持したまま同じ仮想アプリケーションを利用できる機能「セッションローミング」も備え、普段デスクトップPCを利用するエンドユーザーが、外出先でモバイルデバイスを利用して作業を継続する際に役立つ。

機械学習を使用した独自機能を搭載

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