2019年09月18日 08時00分 公開
特集/連載

ユニファイドコミュニケーション新時代【後編】UCaaS導入の成否を分ける3つの導入形態とその長所/短所

UCaaSの新規導入あるいは旧来のUCからの移行に際してまずやるべきことは、UCaaSの3つの導入形態を選択することだ。「こんなはずではなかった」を防ぐには、それぞれの長所と短所を理解する必要がある。

[Rene Millman,Computer Weekly]

 前編(Computer Weekly日本語版 8月21日号掲載)では、UCaaSのメリットとサービス選定時の注意点を紹介した。

 後編では、UCaaSにおける3つの導入形態の長所と短所、導入準備から導入までの流れについて解説する。

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3つの導入形態の長所と短所

 当然ながら、UCaaSのサービスはプロバイダーごと、サービスごとに異なる。

 UCaaSに関しては、シングルテナント、マルチテナント、ハイブリッドアプローチという3つの選択肢があるというのがバナジー氏の見解だ。

 シングルテナントUCaaSは、カスタマイズされたソフトウェアプラットフォームを提供し、オンプレミスのシステムやアプリケーションに接続されると同氏は話す。

 「比較的高価なソリューションで、アップグレードコストを顧客が負担するのが一般的だ。だが、顧客のデータを別々に管理するため高度なセキュリティを実現する。ある顧客にダウンタイムが発生しても、その影響が別の顧客に及ぶことはない」(バナジー氏)

 マルチテナントUCaaSは、ローカルではなくサービスプロバイダーが所有するデータセンターのクラウドでソフトウェアがホストされる。マルチテナント構成では、全てのUCaaS顧客が1つのソフトウェアプラットフォームを共有する。

 「主なメリットは、コストが下がり、信頼性が向上し、優れたサポートサービスを受けられる点にある。さらにはソフトウェアアップグレードがプロビジョニングされるのもメリットだ。ただしカスタマイズオプションは少なくなる。これがマルチテナントの大きなデメリットだ」とバナジー氏は語る。

 ハイブリッドアプローチは2つの妥協点を提供する。

続きはComputer Weekly日本語版 9月4日号にて

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