Exchange Server 2010から「2019」への移行が“正解”とは言い切れない理由「Exchange Server 2010」移行計画、オンプレミスかクラウドか【後編】

「Exchange Server 2010」サポート終了に伴い、オンプレミスのままアップグレードすることを選ぶなら、「Exchange Server 2019」への移行が最も自然だ。ただし移行プロセスは決して単純ではない。

2019年10月24日 05時00分 公開
[Chris GoosenTechTarget]
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 Microsoftがメールサーバ製品「Exchange Server 2010」を販売開始したのは2009年11月だ。この10年間、Exchange Server 2010をコラボレーション戦略の要としてきた企業は少なくない。その後Microsoftは「Exchange Server 2013」「Exchange Server 2016」を販売し、直近のバージョンが「Exchange Server 2019」となる。かなりの数の企業に使われ続けてきたExchange Server 2010。その移行期限が迫っている。

 導入済みのExchange Server 2010にとって、サポート終了とは具体的に何を意味するのか。サポートが終了してもサーバはフル機能で稼働し続ける。だがMicrosoftは同製品の技術サポートを提供しない。サポートが切れた製品には、不具合の修正やセキュリティ更新プログラムを提供しなくなる。もしもまだExchange Server 2010からの移行に着手していない場合、今こそ移行に着手する潮時だ。

簡単とは限らない「Exchange Server 2019」への移行

 オンプレミスでExchange Serverを使い続けたい企業にとって、選ぶべき製品はExchange Server 2019だと考えるのが自然だ。だが必ずしもそうとは限らない。理由は幾つかある。

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